妊娠中は体に様々な変化が起こるのですが、特に妊娠初期は悪阻と一緒に便秘に悩まされる妊婦さんが多いです。中には1週間、長くて10日間も出ない妊婦さんもいるそうです。
ただ、赤ちゃんのことを考えるとなかなか踏ん張るのも怖くて、無理に出すこともできないですよね。
妊娠している時は下剤や便秘薬などの薬も出来るだけ飲みたくないかと思いますので、今回は薬以外で便秘を解決する方法をお伝えしていきます!
便秘でお悩みの妊婦さんはぜひ参考にして、ストレスのないマタニティライフを送ってください♪
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Contents
妊娠初期が便秘になりやすい3つの理由
妊娠中は常に便秘になりやすい体質ですが、中でも便秘になりやすいのが妊娠初期の妊婦さんです。では、なぜ便秘になりやすいのか見ていきましょう。
1、ホルモンバランスの変化
妊娠すると女性ホルモンの一つである「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の分泌が非常に増えます。
黄体ホルモンは子宮の収縮を抑えたり、摂取した栄養を蓄えようと体の代謝を低くすることから、腸のまわりにある筋肉の運動機能まで低下させてしまうのです。
さらに摂取した栄養とともに、水分も蓄えようとすることからうんちに水分が行き渡らなくなり、硬いうんちになってしまって出にくくもなります。
そして、最終的に排泄物を肛門まで送り出す筋肉の動きが鈍くなるため、お通じの運動自体が抑制されてしまうんですね。
2、つわりによる食生活の偏り
妊娠初期というのはつわりが酷い時期でもあります。そのため食べれるものに偏りが出たり、摂取する水分が極端に少なくなってしまいます。
そうするとお通じをスムーズにする食物繊維や水分が不足することから、うんちが硬くなってしまい便秘になってしまうのです。
水分は飲み物だけでなく食事からも摂取できており、その量なんと1日3食で1リットルは摂取しているそうなんです。それが摂取できなくなるのは、だいぶ水分不足になることがわかります。
3、体の変化によるストレス
妊娠初期というのはつわりなど体の変化に、疲労によるストレスが溜まりやすい時期でもあります。
身体的・精神的にストレスがかかり続けると、自律神経のバランスが乱れてしまい、腸の動きにも悪影響が出て便秘になりやすくなってしまうんです。
胃腸の働きは自律神経がコントロールしていると言っても過言ではありません。
また、ストレスはお腹の中にいる赤ちゃんにとってもよくないことなので、妊娠中はストレスを溜めないことはもちろん、ストレスの原因にもなりかねない便秘には気をつけていきたいところですね。
1週間以上の便秘は放っておくと危険!
普段はなかなか出ないうんちはトイレに閉じこもって踏ん張ることもありますが、妊娠中はお腹に赤ちゃんがいることから、踏ん張ることができない妊婦さんがほとんどです。
しかし、うんちが出せない状況が1週間以上続いてしまうと、体にさまざまな悪影響を及ぼしかねません。
腸内環境が悪化するとストレスを感じやすくなったり、頭痛・吐き気が強くなってしまったり、有毒ガス=すごく臭いオナラが出たりします。
妊娠中はただでさえ体がデリケートなので、便秘による余計な負担は体にかけたくないですよね。
薬を飲まず便秘を解決する方法とは
妊娠中の便秘に下剤や便秘薬を飲む妊婦さんもいますが、病院に行って処方してもらわなければいけませんし、何よりなんとなく薬を飲むのは気がひける妊婦さんがほとんどです。
なので今回は薬以外で便秘を解決させる方法をご紹介します。ぜひ参考にしてください。
こまめな水分補給でうんちをやわらかくする
つわりが酷い時は満足な食事ができませんが、少しずつであれば水分はとれるかと思います。もし水が難しければ、お茶やスポーツ飲料などあなたの飲みやすいものでOKです♪
まず、朝起きたらコップ一杯の水分を少しずつ飲みましょう。朝起きてすぐ水分を摂取すると胃腸の働きが活発になりお通じが促される効果もあります。
また、こまめに水分をとることでうんちに水分が含みやわらかいうんちとなるため、スムーズなお通じにも繋がります。
ホットドリンクで腸の働きを助ける
先ほどの水分補給のプラスαとして「ホットドリンク」を飲むこともオススメです。
ホットドリンクは飲むことで、体が芯からポカポカに温まりますよね。温まることで、血行をよくし腸の動きも助けてくれるんですね。
ただしコーヒーや紅茶、ココアなどではなく、ハーブティー・ほうじ茶・白湯などノンカフェインの飲み物にしましょう。
また、お風呂上がりや寝る前に飲むと新陳代謝をサポートして、便秘解消の後押しに繋がると思います♪
食欲があるなら食事で腸内環境改善
中にはつわりがない妊婦さんもいますが、そんな妊婦さんには食事で腸内環境を改善する方法がオススメです。
便秘の時には「水溶性食物繊維」や「乳酸菌」、「オリゴ糖」などを摂取するのがよいと言われています。食べ物としては、
- 水溶性食物繊維…こんにゃく、ごぼう、人参、キウイ、洋梨など
- 乳酸菌…乳製品、ヨーグルト、納豆・キムチなどの発酵食品など
- オリゴ糖…きなこ、ごぼう、たまねぎ、ハチミツなど
また、オリゴ糖は乳酸菌と一緒に摂取することで、腸内環境を改善するために必要な「善玉菌」がより増えるらしいのでオススメです!
腸内環境改善に必要な栄養素をサプリで補う
サプリと聞くと少し抵抗があるかもしれませんが、サプリほど強い味方はいないのです。
先ほど食事の際に「乳酸菌」や「オリゴ糖」を摂ると良いとお伝えしましたが、それらをサプリで補う方法があります。
腸内環境改善のためには、根本となる腸内の働きを改善するのが一番早いです。そのためには腸内で働きかけてくれる栄養素は欠かせません。
私も飲んでいる「乳酸菌革命」は、多くの人の腸内に合うよう16種類もの乳酸菌を使っていて、妊婦さんはもちろん生まれてくるお子様や旦那様など、家族全員で飲むことも可能です!
さらに、化学性の添加物は使用していないため、安心して飲めるのが嬉しいポイントなんですね♪
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妊娠中はストレスとなる原因を解消して穏やかなマタニティライフを♪
妊娠中というのは体の変化に心も体も疲れてしまいがちです。
そのため、ストレスもいつもより溜まりやすくなってしまうのですが、余計なストレスは1つでも解消するべきなのです。
その1つとして今回は妊婦さんの悩みに多い便秘について取り上げました。少しでも、悩んでいる妊婦さんの手助けになればと思います。
今回様々な方法をお伝えしましたが、手軽な方法としてサプリを取り入れる妊婦さんも多いようです。
辛い便秘とはおさらばして、ストレスを減らし穏やかなマタニティライフを過ごしてくださいね♪
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