下剤で便秘は治らない!飲み続けると便秘を悪化させる逆効果も?

なかなか出なくて辛い便秘に、下剤を飲んでうんちを出しているあなた。要注意です。

下剤は一時のうんちを出すのにはよいかもしれないのですが、便秘そのものを解決したわけではなく、下剤を飲み続けると逆に便秘を悪化させてしまう可能性もあるんです。

下剤は無理やりうんちを出す薬であって、便秘を治す薬ではないということは覚えておきましょう。

そして今回はなぜ便秘を治すことができないのか解説するとともに、便秘を悪化させてしまう原因もお伝えしていきます。

下剤は一度飲むと次第に効かなくなる

下剤は飲むことで腸を刺激したり、うんちをやわらかくさせて無理やり排出させる薬です。

しかし人間の体というのは外部からの刺激に対して、どんどんその感覚を鈍くしてしまう働きを持っているため、下剤の刺激も一度認知すると次第に効かなくなっていきます。

そうすることで次飲む時の薬は、もっと刺激の強いものでないとうんちが出せない…という悪循環に陥り、だんだんと下剤を手放せなくなってしまうんです。

便秘を治したくて飲んだはずの下剤が、いつの間にか便秘を悪化させているという逆効果になってしまうのです。

下剤の正しい使い方とは

下剤はむやみやたらに使ってはいけないことはわかりましたが、どんな時に飲むべきなのでしょうか。例としては以下の場合です。

  • 医師に下剤を勧められた・処方された時
  • 5日以上続いてしまった便秘の処置
  • 便秘による吐き気などの体調不良が出てしまった時

などです。主に下剤は便秘によって何か他に症状が発症している時や、これ以上悪化させないために1回だけ使用するという気持ちで使用するのがよいでしょう。

なお、飲むタイミングとしては、一番排便運動が活発になる朝に飲むのがオススメです。

下剤が効かない!そんな時にオススメの対処法

便秘がやっぱり辛くて下剤を飲んでみたけど、うんちが出ない。だけど下剤を飲み続けるのは腸にとってはよくないです。

そんな下剤が効かないあなたにできる対処法をお伝えします!

1、食物繊維の入った食べ物を積極的に摂る

食物繊維には2種類ありますが、便秘の際に積極的に摂取すべきなのは「水溶性食物繊維」です。食材としては以下のものに含まれています。

  • こんにゃく・寒天
  • りんご・桃
  • 納豆
  • おくら
  • わかめ

などなどです。りんごや桃に含まれる水溶性食物繊維はペクチンという特殊な栄養素で、うんちをやわらかくするだけでなく、善玉菌を増やすことで腸内環境も整えてくれる優れたフルーツです♪

りんごであれば1日半個、桃であれば1日1個食べるのがよいでしょう。

ぜひこれらの食材を1日1回でもよいので摂り入れて、うんちをやわらかくしていきましょう!

2、腸内環境を改善してうんちの出る体に!

よくお腹の調子をよくするのにヨーグルトを食べたり、牛乳を飲んだり…という人がいますよね。

私がこれしかない!と思って試したのが、それら乳製品にも含まれている「乳酸菌」が入ったサプリです!

乳酸菌はたくさんとることに意味があるのですが、人の体によって合う・合わないもあるんですね。そんな問題も、お腹の問題も解消してくれるのが、16種類もの乳酸菌が入った「乳酸菌革命」というサプリでした。

私はこのサプリを飲んでから数日でうんちがスルッと出るようになって、その後も飲み続けているおかげなのか、うんちがお腹に溜まりにくくなったんです!

下剤とか便秘薬とか薬ってなんとなく飲むのに気が引けるんですが、サプリなら安心して飲み続けることができるなと思いました♪

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3、腸をマッサージしてうんちを押し出す!

私もうんちがなかなか出ないとき、トイレに座りながらよくやるのですが(笑)、腸をぐるぐる押すマッサージをして、うんちを押し出してしまう!という方法です。やり方としては、

  1. 親指以外の指4本を重ね合わせ右下腹にセット
  2. おへその周りをゆっくりと時計回りに、大腸の形に沿って「の」の字を書くようにマッサージ

詰まったうんちを押し出すようなイメージで、ぐ〜るぐ〜ると何回も刺激します。大腸の出口が左下の方にあるので、左側にいくにつれて少し力を強めるのがポイントです♪

簡単だけど即効性がある方法なのではないかと思うので、ぜひ試してみてくださいね!

まとめ

下剤はつらい便秘を出す一時的な方法としてはよいかもしれませんが、便秘そのものを治す効果はなく、続けて飲むことで逆に便秘が悪化してしまう可能性も。

今下剤を飲まないとダメ!!という時まで、下剤という方法はとっておくのがよいでしょう。

もし、どうしても便秘が辛いときは食物繊維の入った食事にしたり、乳酸菌サプリで腸内環境を改善、お腹をマッサージする…という方法もあるので、ぜひ試してみてください!

しかし、無理して便秘を我慢する必要はありません。

あなたのお腹の調子と相談しながら、どんな方法で改善していくかを決めていきましょうね。

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