コーヒーは苦味と風味によって好き嫌いが別れる飲み物ですが、私は個人的に大好きで毎日仕事しながら飲んでいます。そんなコーヒーが便秘解消に効果があるって知っていましたか？
コーヒーによる便秘解消については様々な意見があり、口コミを調べていても「飲んだら便秘が治る！」という人もいれば「逆効果だ」という意見の人もいるのがわかります。
実際のところコーヒーは便秘に効果があるのでしょうか？ないのでしょうか？ハッキリとした答えが知りたいものですし、改善されると聞いて飲んだのに逆効果になってしまったら悲しいですよね。
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コーヒーが便秘にもたらすメリット
まずはコーヒーがなぜ便秘に効果的だと言われているのか？コーヒーのもつ便秘への効果とその理由について説明したいと思います。
１，カフェインによる腸の活性化
コーヒーにカフェインが多く含まれているのは誰もが知るところですが、なんとカフェインには整腸作用があるのです。
カフェインは胃を刺激して胃液を多く分泌して消化吸収の活動を活発にします。すると胃の動きを察知した大腸のぜん動運動も活性化されて腸の中に溜まっている便秘・宿便を外に押し出してくれるのです。
実際に私自身もよくコーヒーを飲みますが、調子の良い時は飲んでから数時間経つと便意を催してしっかりとまとまった便の排泄が出来ます。
２，コーヒーオリゴ糖による善玉菌の活性化
ドリップしたものではなく缶コーヒーなどを飲むという人なら「コーヒーオリゴ糖」というものを摂取している可能性があります。
オリゴ糖と言えば顆粒タイプやシロップタイプのものがよくスーパーなどでも売られていますが、コーヒー豆から抽出されるオリゴ糖というものがよくコーヒーには甘味料として使われているのです。
オリゴ糖は腸内で善玉菌のエサになってくれるので腸全体の動きを活性化して便秘解消の手助けになってくれるのです。
３，コーヒーと一緒に摂取するミルク
コーヒーをブラックで飲む人にはあまり関係のない話になってしまうのですが、コーヒーにミルクを入れて飲む人には朗報かもしれません。ミルクなどの乳製品には便秘解消の効果が期待できるからです。
カフェオレやカプチーノなどのミルク入りコーヒーはもちろん、スタバなどで生クリームたっぷりな甘いコーヒーを飲んだとしても便秘解消には効果が得られるというわけです。
コーヒーで便秘が悪化すると言われる理由
次はコーヒーで便秘が悪化するという、真逆の意見についてその真実を解明しておきましょう。
諸説ありますが一番理屈がわかりやすかったのは「水分不足になる」というものです。コーヒーは利尿作用があるので身体の水分を尿として排出してしまい、便の水分が失われるということのようです。
確かに一理あると思うのですが、それなら水分も一緒にしっかり摂取すればいいだけの事ですし、そもそも飲んだ水分はコーヒーだろうと水だろうと大腸に到達する前にほとんどが吸収されて尿になるのであまり関係は無いというのが私の見解です。
便秘解消のためにコーヒーを飲む際の注意点
便秘解消を目的としてコーヒーを飲む場合には必ず押さえておくべき注意点があります。無視すると便秘が解消されないどころか身体に思わぬ不調が出てしまうこともあります。
１日に飲んでいいコーヒーの量は年齢による
コーヒーは元々薬として飲まれてきました。なので１日に飲んでいい量というのは昔から決まっています。
ちょっと迷信っぽい雰囲気もあるのですが、２０代なら２杯、３０代なら３杯、４０代なら４杯という数え方で飲むといいとされています。
逆に飲み過ぎはNGです。腸に刺激が加わり過ぎて弱ってしまう恐れもあります。
安いコーヒーフレッシュは使わない
小さなプラスチック容器に小分けにされているコーヒーフレッシュはコーヒーにミルクを入れたい派の人には便利なアイテムですが、これがものすごく身体によくないのは最近では有名な話です。
そもそもミルクは一切入っていなく、植物油に水を加えて乳化剤で安定させたものです。どこにも生乳など使われていないのでこれでは便秘解消にはなりませんし、食品添加物は腸壁の絨毛の働きを鈍らせてかえって便秘を悪化させます。
まとめ
コーヒーは確かに便秘解消に効果が期待できるものです。嫌いで飲めないという人もいるので、飲める人は１日１杯のコーヒーを心がけてみてはいかがでしょうか？
飲んでいい量やコーヒーフレッシュの件など縛りは多いのですが正しく飲まないといくらコーヒーを飲んでも便秘解消に対してあまり意味は無いので、重要なポイントは必ず押さえるようにしたいですね。
実際にサプリメントを飲んでみた口コミも書いているので良かったら一度チェックしてみてくださいね。