オリーブオイルは「天然の下剤」と言われるくらいお通じにいい食品で飲むだけで便秘を解消させる効果が得られると言われています。最近では腸活のために積極的に取り入れているという人も少なくありません。
しかしオリーブオイルなんてパスタ作るときくらいにしか使ったことが無いですよね。オリーブオイルを直接飲むなんて試したこともありません。
なので今回はオリーブオイルを腸活に活用する方法を調べて、実際に1週間くらい実践してみた結果をお伝えしていきたいと思います。
Contents
オリーブオイルを使った腸活のやり方
オリーブオイルを飲むと言ってもただ飲んでいるだけでは効果的な腸活にはなりません。具体的なやり方をチェックしてみましょう。
1,エキストラバージンオイルを選ぶ
一番最初に押さえておきたいポイントとしては必ず「エキストラバージン」を選ぶという事です。
オリーブオイルにはいくつもの種類があり、イタリアでは法律で定義が区分されており以下のようになっています。
- バージンオリーブオイル
- 精製オリーブオイル
- オリーブオイル
バージンオリーブオイルというのは生オリーブをそのまま絞ったもので、精製オリーブオイルはバージンオリーブオイルの残りかすから絞ったもの。
オリーブオイルというのは精製オリーブオイルとバージンオリーブオイルを混ぜた混合オイルということになります。
「エキストラバージンオイル」というのはこの中の「バージンオリーブオイル」に分類されるもので風味という意味での「飲みやすさ」と「酸度の低さ」のバランスが取れています。
腸活として直接飲むのであれば「飲みやすさ」は必須ですし、長期的に便秘解消を目的として飲むのであれば酸化しにくくて安定して保存しておけるものである必要がありますので「酸度の低さ」が必要になるということです。
2,朝食の時に飲む
腸活でオリーブオイルを飲むのであれば腸が一番活発に動く「朝」の時間帯に飲むのが必須です。
更に朝食と一緒に飲むことで食べたものとしっかり混ざりあって便秘改善に役立ってくれるのでオリーブオイル単体で飲むのではなく食事と一緒に摂るのが重要だと言えます。
いくら朝が忙しいからと言って朝食を抜くのでは意味が無いですし、飲み忘れたから昼食や夕食で飲むというのは効果が半減してしまいあまり意味がなくなりますので要注意です。
3,大さじ1杯飲む
いくら便秘解消にオリーブオイルがいいからと言って、とにかくたくさん飲めばいいかというとそうではありません。適量は大さじ1杯程度です。
オリーブオイルはカロリーがとても高く、100gあたりで920kcalもあると言われています。飲み過ぎたら便通は改善されたとしても確実に太ります。
大さじ1杯だとだいたい15g程度となり、だいたい130kcalで許容範囲だと言えますがそれでも量に対してカロリーは高いので摂取量には注意です。
オリーブオイルが便秘解消に効果的な理由
なぜオリーブオイルを飲むと便秘解消に効果が得られるのかというと、それはオリーブオイルに含まれている「オレイン酸」が便秘解消効果を持っているからです。
オレイン酸は腸に到達した時に腸壁を刺激してぜん動運動を促してくれるという効果があります。
腸が活発に動くということは便をしっかりと外に排出してくれるということなので便秘は簡単に解消できるということになります。
また、オリーブオイルは食べたものと良く混ざって便そのものが硬くなるのを防いでくれますし、腸内での便の通りをよくする潤滑油的な役割も果たしてくれるので便秘解消には死角が無い食品であると言えます。
1週間試してみた結果
これらのルールを守って実際にオリーブオイルを1週間に渡って飲み続けてみたところ、確かに便秘改善にはつながったと思います。
しかし思ったほどの即効性があるわけでもなく、5~6日程度経った頃から徐々に効き始めてきたという感じで、続けるほどの大きな価値を感じることはできませんでした。
また他のオリーブオイルより飲みやすいのがエキストラバージンということでしたが、それでもオリーブオイルを単体で飲むのは「油を飲んでいる」という意識も出てきてしまって抵抗がありました。
味も美味しいわけではなくちょっと渋みもあるので、よほどオリーブオイルが好きだというわけでもないのであれば普通に加熱して調理に使っているのが一番ですね。
オリーブオイルより効果的で低カロリーな腸活アイテム
オリーブオイルでの腸活には挫折してしまいましたが、そんな私が継続出来ているのが乳酸菌サプリメントを使った便秘解消です。
1日に決まった個数を飲むだけですしオリーブオイルと違って持ち運びも簡単ですので手軽で気軽に腸活に使えると思います。
私が実際に飲んでみたレビューもあるので良かったらチェックしてみてはいかがでしょうか?
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