何をしてもぜんぜん出てくれない頑固な便秘には世の中の女性のほとんどが悩まされています。私もかなりつらい状態でずっと苦しんでいました。そんな中、最近特に注目されてきている便秘解消アイテムとしてココナッツオイルというものがあります。
ココナッツの種の中の胚乳から抽出されるオイルであるココナッツオイルがなぜ便秘に効果的なのか?どのように活用するとより効果的に便秘解消が出来るのか?注意点はどんなことなのか?といった気になるポイントをしっかり解決していきたいと思います。
ココナッツオイルが便秘解消に効果的だと言われる理由
ココナッツオイルが便秘解消に役立つ理由は2つあります。
一つ目は「腸内の潤滑油になってくれる」ということ。ココナッツオイルは油分なので便と混ざったり腸の中での滑りをよくしてくれたりします。
よく「水をたくさん飲むと便が柔らかくなって便秘解消になる」という話もありますが、単純な水分だけでは小腸に到達する前に吸収されて尿になってしまいますのでどうせならココナッツオイルのようなオーガニックなオイルの方がいいですね。
二つ目は絨毛にまで浸透して宿便を排出し、腸内をキレイな状態にしてくれるということです。
絨毛は代謝がいい時は老朽化したところで垢のように剥がれ落ちて便と一緒に排出されますが、代謝が悪くなった時は新しいものに入れ替わりにくくなります。するとそこに便や食品添加物などの様々なものがこびりついて宿便となってしまうのです。
ココナッツオイルは絨毛の中にまで浸透することで隅々まで腸内を綺麗にしてくれるので便秘や宿便には目覚ましい効果を発揮してくれるというわけですね。
ココナッツオイルを購入する前の注意点
ココナッツオイルには3種類あって、
- ココナッツオイル
- ヴァージンココナッツオイル
- エキストラヴァージンココナッツオイル
というものになっています。
ただの「ココナッツオイル」は購入する必要はありません。恐らくとても安いのでつい気になってしまいますが、抽出・精製される段階でほとんどがココナッツオイルとしての良さとも言える成分の多くが失われています。
逆に「エキストラヴァージンココナッツオイル」に関しては最も品質が高く値段も高いものとされていますが、「ヴァージンココナッツオイル」との間に表記の差をつけるルールがありませんので高いお金を払う価値があるとは限りません。
つまり「ヴァージンココナッツオイル」であっても「エキストラヴァージンココナッツオイル」と表記して売ってしまっているケースがあるということです。
なので、もしあなたがココナッツオイルを購入して便秘解消をしたいと思っているのであれば「ヴァージンココナッツオイル」がコスパと品質で一番最適ということになると言えるのです。
ココナッツオイルの便秘対策としての活用法
ココナッツオイルは活用法が意外と限られています。というのもココナッツの風味があるので和食にマッチさせにくいからです。
そこで口コミなどを調べていても最もよく活用されている方法としては、
- 珈琲に入れる
- トーストに塗る
という2種類が多いのではないかという印象です。
珈琲に入れるというのは画期的な方法です。コーヒーにはカフェインが入っていますが、カフェインは胃の働きを活性化させる効果があります。
胃が活性化されると大腸のぜん動運動も自然と活発になるので珈琲とココナッツオイルは便秘解消には理想的なすごくいい組み合わせだと言えるのです。
一方でトーストはコーヒーが嫌いで飲めないという人でも取り入れることが出来る活用法ですが、実際のところパンというもの自体があまり便秘に対していいものではないのでココナッツオイルを組み合わせたところであまり目覚ましい効果は得られないと思います。