お尻(肛門)に便が詰まる!命にも関わる硬い便の大問題の解決法

便秘で便が硬くなると便意はあっても肛門あたりで引っかかっている、またはお尻に便詰まるという状況に陥ってしまい困ってしまう事があります。

こういった場合はどんなに息んでも出てきませんし、無理に出そうとすると切れ痔などになってしまったりする危険も考えられますから何とか穏便に解決したいものです。

そして詰まってしまった便を放置したことで命を落としてしまったというケースもあるので侮れません。

今回は便が既に詰まってしまった場合に出来るだけ素早くその日のうちに解決するための対処法、そして便を詰まらせないための生活習慣や腸活について解説したいと思います。

便が詰まる場合の3つの対処法

便がお尻し詰まるというのは私も経験があるのですが、ここではその時に私自身が実践した方法と便秘に悩んでいる人の間でよく使われている対処法について3点ほど紹介したいと思います。

1,コップ1杯の水を飲み干す

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まさかそんなことで?と思うかもしれませんが、実はこれが意外と効果的だったりします。それは現代人が「純粋な水分」を摂取しなさすぎているからです。

一部では「水は飲んでも小腸で吸収されるので意味が無い」という意見もありますが、実際にこの方法を試してみたところ1週間出なかった便が数時間で出てきたという人から話を聞いたことがありますので効果があるのは間違いないです。

2,摘便(自分で取り出す)

これは少し覚悟が要る方法ではありますが、もし便が硬くなって肛門付近で詰まっているということであればその詰まっている部分を自分で取り出してしまえば後の排便はスムーズになるということになります。

用意するものは以下の通りです。

  • 介護用品の医療用グローブ
  • ワセリンもしくはオリーブオイル
  • 洗面器とお湯

まず洗面器に張ったお湯にお尻を付けて肛門に力を入れたり緩めたりします。これで出来るだけお尻の肛門付近を温めて、便を柔らかくします。

次は介護用品のグローブを手にはめて人差し指にワセリンもしくはオリーブオイルを塗ります(潤滑油の役割を果たします)

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そのまま人差し指を肛門に入れて便を掻きだします。

摘便についてここで紹介しているのは自分でやるという方法で、ネット上の口コミなどを調べていても自分でこの方法を実践してなんとかしたという強者もいます。

しかし無理に自分でやる必要はありません。病院に行っても出来ます。

介護医療用のグローブなどが普通に家にあるという状況もなかなかないと思いますし、自分でやるのはちょっと勇気が要ることなので無理なら潔く病院に行きましょう。

3,浣腸をする

薬局とかでもイチジク浣腸などは売っているのでそれを使うという手もあります。「浣腸が大嫌いだから絶対にやりたくない」というわけじゃなければ自分で摘便するよりはずっと楽に解決します。

しかし慣れていないと薬液を上手く注入できなかったりすることもあります。説明書には使い方は書いてあるのでその通りにやればいいのですが出来れば誰か家族にやってもらうのが一番いいかも。

ちなみに今回のように便が硬くなって詰まっている場合は浣腸でも1本使っただけではそう簡単に出てきません。そんなときは2本使う、もしくは薬液を注入してから排便するまでに少し時間を置くと効果が高まりますので試してみましょう。

そしてこれでダメなら病院に行くしかありません。

硬い便は便器にも詰まる

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便秘で硬くなった便は何もお尻だけに詰まるわけではありません。詰まっていた時に溜まっていた大量の便と一緒に排泄した場合、便器を詰まらせる原因にもなります。

出来るだけ便は柔らかい状態で排泄し、お尻にはもちろんですが、便器にも詰まらせずにスムーズに流れていくようにしなければ後が大変です。

最悪、自宅であれば自分ですぐに対処できますが、公衆トイレや会社・コンビニのトイレなどで硬い便と滞留していた大量の便が一気に出てしまって詰まらせてしまうと大恥をかいてしまいます。

最悪の事態に陥らないための腸活

このような事態に陥らないためには普段からしっかりと腸の事を考えて食事内容や水分補給・運動などを心がけた「腸活」をしていく必要があります。

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大腸のためのエクササイズや食事療法など様々ありますが、一番手軽ですぐに出来るのはサプリメントを使った腸活です。

私も毎日乳酸菌サプリメントを飲んでいるのですが、飲み始めてからはほぼ便秘知らずで自分で摘便するような事態にも陥っていませんのでかなり効果を得られていると言えます。

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